行灯

行灯(アンドン、英:Andon)

 

灯火を風から守るため紙を張って火袋とした油用灯火具。油皿にイ草(イ)の心や綿糸で作った灯心を入れて点火する。室町時代禅僧が普及。当初は字のように携行用灯火だったが,江戸時代に多くの種類に分化した。終夜寝室にともし続け,便所などに携行する有明行灯や鉄網製の土蔵行灯は提(さげ)行灯。置行灯には,看板や広告に利用する店先行灯,種々の形状の座敷行灯があり,掛行灯は柱に掛けて看板や広告とした。回り灯籠(どうろう)は巧妙な仕掛の釣行灯,吉原遊郭にあった誰哉(たそや)行灯は辻(つじ)行灯で,一種の街灯である。

 

2018年11月15日 百科事典マイペディア より転載

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